2023年5月、著名なDEX(分散型取引所)の1つである「PancakeSwap」から、NFTゲーム「Pancake Protectors」がローンチされた。
ローンチ当初から仮想通貨関連メディアやSNSで話題を呼んでおり、どんなゲームなのか気になっている方もいるのではないだろうか。
そこで今回は、Pancake Protectorsのゲーム内容や特徴、基本的な遊び方などをわかりやすく紹介していく。
この記事からわかること
- Pancake Protectorsの基本情報、主な特徴
- Pancake Protectorsでのマネタイズの方法
- ゲーム内通貨となっている「CAKE」の値動き
- 先輩ユーザーからの評判・口コミ
- Pancake Protectorsの始め方
Pancake Protectorsは、無料で始められるタワーディフェンス系のNFTゲームだ。
また、仮想通貨を使って課金したり、ゲームをやり込んだりしていけば、マネタイズも十分に可能だ。
なお、課金する場合の元手の調達先としては、手数料無料で仮想通貨をウォレットへと送金できる「DMM Bitcoin」がうってつけだ。
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目次
Pancake Protectors(パンケーキプロテクターズ)とは?
名称 | Pancake Protectors |
ゲームジャンル | タワーディフェンス Play to Earn |
ローンチ時期 | 2023年5月 |
基盤のブロックチェーン | BNBチェーン |
対応ウォレット | MetaMask Coinbase Wallet Trust Wallt Token Pocket 他 |
初期投資の要否 | なくてもプレイ可能 |
サイトURL | https://pancakeswap.finance 【PancakeSwap】 |
Pancake Protectors(パンケーキプロテクターズ)は、DEXのPancakeSwapがGameFiプロトコルの「Mobox」と提携して、開発・ローンチしたNFTゲームだ。
ゲーム内通貨にはPancakeSwapのネイティブトークンでもある「CAKE」が用いられており、CAKEを使ってキャラクターのNFTを買ったり、NFTを強化したりすることができる。
また、プレイング次第でCAKEを稼ぐことも可能だ。
なお、Pancake ProtectorsはBNBチェーンを基盤としており、プレイする中で仮想通貨「BNB(ビルドアンドビルド)」によるガス代(ネットワーク手数料)の支払いが必要になることもある。
BNBは、Binance Japanで買える他、PancakeSwapでのスワップ(交換)で入手することもできる。
PancakeSwapの使い方については、別途以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
Pancake Protectorsの特徴
さてPancake Protectorsは、次のような特徴を持つゲームとなっている。
主な特徴
- ゲームジャンルはタワーディフェンス
- 無料で始められる
- 仮想通貨CAKEを稼げる
- CAKEを使ってプレイ効率を上げられる
ゲームジャンルはタワーディフェンス
Pancake Protectorsのゲームジャンルは、自陣に向かって侵攻してくる敵に対し、フィールド上に味方を配置してそれを防ぐ「タワーディフェンス」だ。
NFTゲームは、仮想通貨を稼ぐことに重点が置かれて、ゲーム性の部分がおろそかになっているケースも多い。
しかしPancake Protectorsは、ゲーム性の部分を十分に楽しめる、高クオリティなゲームとなっている。
無料で始められる
Pancake Protectorsは、「ヒーロー」もしくは「ケーキヒーロー」というキャラクターを配置して、自陣に攻めてくる敵と戦う。
「ヒーロー」はNFTではない通常のデジタルデータで、「ケーキヒーロー」の方はNFTとなっている。
ヒーローの主な入手方法は、以下のとおり。
ヒーローの主な入手方法
- チュートリアルをプレイする
- 無料ガチャを回す(毎日最大3回)
- ゲームプレイで手に入れた「リクルートカード」を消費してガチャを回す
ヒーローは、チュートリアルをプレイする中で、最低限必要なものを無料でもらえる。
また、毎日回せる無料ガチャでも手に入る。
つまりPancake Protectorsは、無課金でのプレイも可能だということだ。
ちなみに、NFTである「ケーキヒーロー」の主な入手方法は以下のとおり。
ケーキヒーローの主な入手方法
- 季節限定の”システム”で、仮想通貨CAKEを使って入手する
- CAKEを使って、他のプレイヤーから購入する
ゲーム内でユーザー同士による二次売買ができるのは、NFTであるケーキヒーローだけだ。
また、当然ながらケーキヒーローは、ヒーローよりも優れた特性を持っており、保有するとより有利にゲームを進められる。
仮想通貨CAKEを稼げる
Pancake Protectorsでは、NPCから自陣を守る「チャプター(Chapter)」というモードと、他のプレイヤーとゲームクリアのスピードを競う「アリーナ(Arena)」という、2種類のモードで遊ぶことができる。
他のプレイヤーと競う「アリーナ」では、プレイヤー同士によるランキングが設定されており、上位にランクインするとCAKEや特別なNFTなどがもらえる。
もらえるCAKEは順位やシーズンごとで変動するのだが、例えばシーズン2でのランキング1位への報酬は、1万2,847CAKE(当時のレート換算で約290万円)だった。
将来的に仕様が変更されることも十分に考えれるが、今のところPancake Protectorsでは、プレイの仕方次第で一攫千金も夢ではない。
CAKEを使ってプレイ効率を上げられる
仮想通貨CAKEは、ゲーム内で次のような使い道がある。
CAKEの主な使い道
- ケーキヒーローを購入する
- より珍しい資源や強力なアイテムを購入する
- ステーキングして、追加のリソースを獲得する
- アリーナで対戦相手を再抽選(チャレンジという)する
- ケーキヒーローの育成効率を上げる
このようにCAKEは、Pancake Protectorsの中でさまざまな用途を与えられており、上手く使っていけばゲームのプレイ効率を上げられるようになっている。
Pancake Protectorsでの稼ぎ方
すでに特徴の紹介の中でも述べたが、あらためて整理するとPancake Protectorsでは、主に次の2つの方法でCAKEを稼ぐことができる。
主な稼ぎ方
- アリーナのランキングで上位に入る
- NFT(ケーキヒーロー)の二次売買で稼ぐ
アリーナのランキングでは、1,000位以内に入ると賞品としてCAKEがもらえる。
より上位にランクインすることができれば、日本円換算で数十万円~数百万円分のCAKE(2023年7月時点)を獲得することができる。
さらにPancake Protectorsでは、NFT(ケーキヒーロー)の二次売買で稼ぐことも可能だ。
ケーキヒーローはそれぞれ性能やレアリティ、希少価値が異なっており、より性能や希少価値が高いものは、日本円換算すると1体当たり数万円~数十万円(2023年7月時点)で取引されている。
入手にかかったコストよりも高い値段を付けて、ケーキヒーローを売ることができれば、売買差益を得ることができる。
仮想通貨CAKEのこれまでの値動き
ここで、参考までのPancake Protectorsのゲーム内通貨となっている「CAKE」の値動きを確認しておこう。
次のチャートは、2021年1月から本記事執筆時点(2023年7月上旬)までの値動きを示した、CAKE/USDチャートだ。
御覧のとおりCAKEは、2021年前半に一時、大きく高騰していた。
ところが2021年4月末をピークに一転して下落に転じ、現在はピーク時の1/30程度の価格水準となっている。
ただ、こうした現状は“CAKEを割安な価格で買えるチャンス”だとも言える。
また、今の内にCAKEやPancake ProtectorsのNFTを保有しておくと、将来CAKEが復調したときに、大きなリターンを得られるだろう。
Pancake Protectorsの評判・口コミ
続いて、Pancake Protectorsを実際に遊んでいるプレイヤーからの評判・口コミをいくつか紹介しておこう。
Pancake Protectorsへの口コミを見ていると、“ゲームそのものが楽しい・面白い”という意見を数多く目にする。
アリーナで勝って稼ごうとすると、ある程度の課金が必要になるようだが、課金してランキング上位を目指すプレイヤーがいる一方で、無課金のままマネタイズを目指さずに、ゲームそのものを楽しんでいるプレイヤーもいるほどだ。
ちなみにPancake Protectorsは、NFT(ケーキヒーロー)やCAKEを使わず、「ヒーロー(NFTではない)」のみを使っていれば、ガス代(ネットワーク手数料)の支払いも発生しない。
興味がある方は、まずは無課金の状態でPancake Protectorsを始めてみてはいかがだろうか。
Pancake Protectors(パンケーキプロテクターズ)の始め方
それではここで、Pancake Protectorsの始め方を紹介する。
Pancake Protectorsの始め方
- ウォレットを用意する
- Pancake Protectorsにウォレットを接続する
- チュートリアルをプレイする
ウォレットを用意する
Pancake Protectorsは、アカウント登録がいらない代わりに、ウォレットの接続が求められる。
そこでまずは、Pancake Protectorsに対応しているウォレットを用意しよう。
本記事執筆時点での対応ウォレットは、以下の8種類だ。
対応ウォレット
- MetaMask
- Coinbase Wallet
- Trust Wallt
- Token Pocket
- Binance Wallet
- Mobox Wallet
- Wallet Connect
- SafePal
どれを利用すべきか迷った場合は、高い汎用性を持つウォレット「MetaMask(メタマスク)」を選んでおけば、間違いないだろう。
MetaMaskは、PCだけでなくスマホでも使える、無料のウェブウォレットだ。
詳しい特徴や入手方法などについては、別途以下の記事で解説しているので、まだお持ちでないならそちらを参考にしてもらいたい。
Pancake Protectorsにウォレットを接続する
次に、用意したウォレットとPancake Protectorsを接続しよう。
PancakeSwapのサイトにアクセスし、上部メニューから「Game」⇒「Pancake Protectors」を選択する。
するとPancake Protectorsのサイトに遷移するので、「Log in」をクリックする。
ログインボタンを押すと、次のようにウォレットの選択画面が表示されるので、選択肢の中から自身が利用しているウォレットを選ぼう。
すると、自動的にウォレットが起動してPancake Protectorsとの接続の承認を求められる。
その要求に応じれば、接続手続きは完了だ。
チュートリアルをプレイする
ウォレットをつないでゲームにログインすると、自動的にチュートリアルが始まる。
チュートリアルの大まかな内容は、以下のとおり。
チュートリアル概要
- リクルート(ガチャ)で「ヒーロー」を入手
- チュートリアル用の「チャプター」をプレイ
- チャプターでヒーローの配置方法やスキルの使い方を学ぶ
チュートリアルが終了すれば、あとはヒーローを集めたり、チャプターを攻略していったり、アリーナで上位を狙ったりと、自由にゲームを楽しむことができる。
以上、Pancake Protectorsの始め方を紹介した。
Pancake Protectorsは、MetaMaskなどのウォレットさえ用意すれば、無料で始められる。
ただし、マネタイズすることを目指すのであれば、CAKEを用いたケーキヒーローへの課金が必要になってくるだろう。
ゲーム内通貨である「CAKE」、およびガス代の支払い手段である「BNB」は、いずれもPancakeSwapでのスワップ(交換)で用意できる。
ちなみに、スワップの元手(イーサリアムなど)の調達先は、仮想通貨の送金手数料がかからない「DMM Bitcoin」がうってつけだ。
DMM Bitcoinの特長
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- オリジナルの注文方法「BitMatch注文」を使って、取引コストを安く抑えられる
- 仮想通貨の送金手数料が無料
DMM Bitcoinなら、「BitMatch注文」というオリジナルの注文方法を使うことで、低コストでの取引も可能だ。
気になる方はぜひ、DMM Bitcoin公式サイトもこの機会にチェックしてみてほしい。
Pancake Protectorsに関するよくある質問
最後に、Pancake Protectorsに関してよくある質問を4つ、紹介しておく。
よくある質問
- Pancake Protectorsはスマホでも遊べますか?
- Pancake Protectorsは、日本語表記に対応していますか?
- 一部のヒーローNFTをマーケットに出品できないのはなぜですか?
- ウォレット内のCAKEがゲームに反映されないのはなぜですか?
Pancake Protectorsはスマホでも遊べますか?
Pancake Protectorsは、ブラウザ上でプレイするゲームだ。
スマホアプリ版はないが、スマホでもブラウザ上でなら、Pancake Protectorsをプレイすることができる。
Pancake Protectorsは、日本語表記に対応していますか?
残念ながらPancake Protectorsは今のところ英語表記のみで、日本語には対応していない。
しかし、Pancake ProtectorsはUIがわかりやすく、英語もそれほど難しい単語は使われていないので、英語が不得手な方でもそれほどストレスを感じることなく遊べるはずだ。
一部のヒーローNFTをマーケットに出品できないのはなぜですか?
まず大前提として、Pancake Protectorのキャラクターは大きく分けて「ヒーロー」と「ケーキヒーロー」の2種類があり、その2種類の間には以下のような違いがある。
ヒーロー ⇒ NFTではない ⇒ 二次売買は不可
ケーキヒーロー ⇒ NFT ⇒二次売買が可能
NFTでない「ヒーロー」は、ゲーム内のマーケットプレイスに出品することができない。
またケーキヒーローも、レベル1以外のもの(=すでに育成してしまったもの)を出品することはできないので、注意が必要だ。
ウォレット内のCAKEがゲームに反映されないのはなぜですか?
MetaMaskなどのウォレット内のCAKEは、ゲーム内ウォレットで「Deposit」を使い、数量を指定してインポートする必要がある。
その操作をすることによってはじめて、ゲーム内ウォレットにCAKE残高が表示される。
Pancake Protectors(パンケーキプロテクターズ)まとめ
今回はNFTゲーム「Pancake Protectors(パンケーキプロテクターズ)」について、その特徴や遊び方などを紹介した。
この記事のまとめ
- Pancake Protectorsは、タワーディフェンス系のNFTゲーム
- ウォレットをつなぐだけで、無料で始められる
- PancakeSwapのネイティブトークンである「CAKE」を使って課金することも可能
- アリーナのランキングで上位に入ると、賞品としてCAKEがもらえる
Pancake Protectorsは、PancakeSwapから2023年5月にローンチされたNFTゲームだ。
タワーディフェンス系のゲームで戦略性やゲーム性が高く、マネタイズを目指さずに、ゲームそのものを楽しんでいるプレイヤーも多い。
MetaMaskなどのウォレットがあれば無料で始められるので、興味を持った方は今からプレイしてみてはいかがだろうか。
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