国内には、約30社もの仮想通貨取引所が乱立しています。
その中で今回注目するのは、ネット金融大手のSBIグループが運営する「SBI VCトレード」です。
SBI VCトレードは、最高水準のセキュリティによって安全に利用できる仮想通貨取引所として、多くのユーザーに支持されています。
本記事ではそのSBI VCトレードについて、サービスの概要や利用のメリット、ユーザーからの口コミなどを紹介していきます。

まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでないなら、ぜひ口座選びの参考にしてみてください!
この記事からわかること
- SBI VCトレードが提供するサービスの内容
- SBI VCトレードを利用することで得られるメリット
- SBI VCトレードのデメリット
- SBI VCトレードのユーザーからの口コミ
- SBI VCトレードでの口座開設方法
SBI VCトレードでは、オンラインで簡単に口座を開設することができ、しかも手数料は無料です。

興味ある方は、ぜひこの機会にSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてください!
主な特長
- レバレッジ取引もできる
- 取引手数料がリーズナブル*
- 仮想通貨の出金手数料が無料
- ステーキングやレンディングで稼ぐことも可能
*取引形式で「取引所」を選択した場合
目次
SBI VCトレードとは?

取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取扱銘柄* | ADA、ALGO、ATOM、APE、APT、AVAX、AXS、BAT、BCH、BTC、CHZ、DAI、DOGE、DOT、ENJ、ETC、ETH、FCR、FLR、HBAR、LTC、LINK、MATIC、MKR、MONA、NEAR、NIDT、OAS、OMG、SAND、SHIB、SOL、TRX、USDC、XDC、XLM、XTZ、XRP、ZPG 【全39種類】 |
取引コスト (BTC/JPYの場合) | 現物取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり 現物取引(取引所) ⇒ Maker-0.01%、Taker0.05% レバレッジ取引(販売所) ⇒ 無料、スプレッドあり |
仮想通貨の入出金手数料 | 入金:無料、ガス代は自己負担 出金:無料 |
自動積立 | 〇 |
レンディング | 〇 |
ステーキング | 〇 |
その他サービス | SBI Web3ウォレット |
SBI VCトレードは、東証プライム上場のSBIホールディングスに属している仮想通貨取引所です。
2025年3月時点で39種類の仮想通貨を取り扱っており、現物取引とレバレッジ取引をユーザーに提供しています。
余談ですが、SBIホールディングスはSBI VCトレード以外に、「BITPOINT」という仮想通貨取引所の運営も手がけています。
BITPOINTについては、以下の記事で別途解説しているので、気になる方はそちらもぜひチェックしてみてください。
SBI VCトレードのメリット
さてSBI VCトレードには、以下のような利用のメリットがあります。
主なメリット
- レバレッジ取引も楽しめる
- 現物取引で取引形式を選べる
- 関連サービスが充実している
- ステーキングの対象銘柄が充実
- 仮想通貨の出金手数料が無料
レバレッジ取引も楽しめる
日本の仮想通貨取引所は、レバレッジ取引を提供していないところも少なくありません。
しかしSBI VCトレードでは、現物取引とレバレッジ取引の両方が揃っています。
自分の投資スタイルに合わせて、好きな方を選んで取引を楽しむことが可能です。

ポイント
SBI VCトレードは、2025年3月にDMM Bitcoinとサービスを統合しました。
それにより取扱銘柄数が大幅に増え、特にレバレッジ取引の取扱銘柄数は、国内トップクラスとなっています。
現物取引で取引形式を選べる
SBI VCトレードの現物取引では、「販売所」と「取引所」の2種類の取引形式が用意されています。
それぞれの仕組みと特徴の概要は、以下のとおり。

より手軽に取引をしたい場合は販売所、取引コストを安く抑えたい場合は取引所をそれぞれ選んで、取引することができます。
関連サービスが充実している
SBI VCトレードは裁量取引以外にも、次のようなサービスを展開しています。
裁量取引以外のサービス
- 貸コイン(レンディングサービス)
- 積立(自動積立サービス)
- ステーキング
- SBI Web3ウォレット

ポピュラーなサービスはひととおり揃っており、これらのサービスを有効に使えれば、保有資産をより効率よく運用できるでしょう。
ステーキングの対象銘柄が充実
SBI VCトレードはサービスのラインナップが豊富なだけでなく、その対象銘柄も充実しています。
特に、ステーキングの対象銘柄数は国内最多を誇ります。*2025年2月26日時点、SBI VCトレード自社調べ


ステーキングは、銘柄次第で年利10%越えの大きなリターンを得られる点もうれしいですね!

ステーキングの利回りは変動します。上記の値は実績であり、今後の利回りを保証するものではありません。
仮想通貨の出金手数料が無料
一般的に仮想通貨の入出金時には、発行基盤ブロックチェーンにて、ネットワーク手数料(ガス代)の支払いが生じます。
そのネットワーク手数料をユーザー側に負担させるために、大抵の仮想通貨取引所では、「出金手数料」の支払いを求められます。
一方でSBI VCトレードの場合は、出金時に生じるネットワーク手数料をSBI VCトレード側が負担してくれる仕様になっています。
つまり、多くの他社と違ってSBI VCトレードでは、手数料無料で仮想通貨を出金できるということです。

SBI VCトレードのデメリット
一方で、SBIVCトレードには次のようなデメリットもあります。
主なデメリット
- 現物取引(取引所)の取扱銘柄が少ない
- すべての銘柄を出金できるわけではない
現物取引(取引所)の取扱銘柄が少ない
SBI VCトレードの現物取引(販売所)と現物取引(取引所)の取扱銘柄数は、それぞれ以下のとおりです。
現物取引の取扱銘柄数
- 販売所の取扱銘柄数*:38種類
- 取引所の取扱銘柄数*:8種類
*2025年3月時点
先ほど紹介したように取引コストは、ユーザー同士で取引をおこなう「取引所」の方が大幅に割安です。

ところがSBI VCトレードの場合、その取引所の取扱銘柄数はたった8種類だけです。
つまりSBI VCトレードの大半の銘柄は、「販売所」にて割高なコスト(スプレッド)を支払わないと取引できないということです。
すべての銘柄を出金できるわけではない
SBI VCトレードでは、39種類*の仮想通貨を購入できます。*2025年3月時点
ところが、その内で以下の24種類もの仮想通貨は、購入したとしても出金することができません。
出金できない仮想通貨*
- DOGE(ドージコイン)
- XLM(ステラルーメン)
- XTZ(テゾス)
- FLR(フレア)
- SHIB(シバイヌ)
- DAI(ダイ)
- APT(アプトス)
- HBAR(ヘデラ)
- ZPG(ジパングコイン)
- NEAR(ニアー)
- NIDT(ニッポンアイドルトークン)
- ALGO(アルゴランド)
- APE(エイプコイン)
- AXS(アクシーインフィニティ)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- CHZ(チリーズ)
- ENJ(エンジンコイン)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- FCR(エフシーアールコイン)
- MKR(メイカー)
- MONA(モナコイン)
- OMG(オーエムジー)
- SAND(ザ・サンドボックス)
- TRX(トロン)
*2025年3月時点


SBI VCトレードの場合、これら24種は投資対象としてのみの扱いであり、実用は不可だということです。
SBI VCトレードが向いている人
ここまで、サービスの内容やメリット・デメリットを紹介してきました。
その情報を踏まえてSBI VCトレードは、次のような人に適している仮想通貨取引所だと言えるでしょう。
SBI VCトレードが向いている人
- コストを抑えつつ、メジャーな通貨に投資したい人
- 自動積立やステーキングを利用したい人
SBI VCトレードは、現物取引(取引所)で取引できる銘柄や、出金できる銘柄が限られています。
しかしビットコインなどのメジャーな銘柄なら、取引所にて低コストで買える他、手数料無料で出金し、外部のサービスでの使用も可能です。
そのため、投資対象をメジャーな通貨に絞っている人にはうってつけです。
また、自動積立やステーキングなどの関連サービスを利用したい人にも、SBI VCトレードは適しています。
SBI VCトレードが向かない人
一方でSBI VCトレードは、次のような人には適さないでしょう。
SBI VCトレードが向かない人
- マイナーなコインも低コストで取引したい人
デメリットでも挙げたとおり、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの8種類の銘柄以外は、販売所のみでの取り扱いとなっています。
そのため、より多くの仮想通貨を低コストで取引したい人には不向きだと言えます。
SBI VCトレードの評判・口コミ
ここで、SBI VCトレードを実際に使っている先輩ユーザーからの口コミを、いくつかピックアップして紹介します。
SBI VCトレードへの良い評判・口コミ
まず、SBIVCトレードへのポジティブな声として、以下のようなものが上がっています。
コールドウォレットで保管するなら、SBI VCトレードもおすすめ 。
・日本円の入出金無料
・取引手数料がMakerで-0.01%
・仮想通貨の出金無料
・最低出金量が0.0001BTC。ETHの入出金・取引・出金はGMOとDMMも無料だけど、最低出金量が0.02BTC、0.1ETHと大きい
唯一の欠点は出金の遅さ。
SBIおすすめです!
X(旧Twitter)
SBI VC トレードで暗号資産を保有すると、毎月資産が増えます。
今月もステーキング報酬を頂きました。
ポルカドット:年率18.0%
カルダノ:年率2.9%
アバランチ:年率5.8%
特に手続きは不要で、保有しておくだけで報酬が貰えます。
売る気なんか更々ないので、控えめに言って最高です。
X(旧Twitter)
取引所でも手数料無料の業者があります。(Zaif、BITPOINTなど)
またSBI VCやGMOコインは、指値注文だと逆手数料がもらえます。(取られるのではなく増える)
ともに上場企業系なので、信頼性も期待できますよ!
X(旧Twitter)
SBIVC TradeからDOTステーキング報酬が降ってきてたけど、利率的には美味しいくいただけました!
X(旧Twitter)
メリットでも紹介したようにSBIVCトレードは、
- 現物取引で取引所(板取引)を利用できる
- 無料で仮想通貨を出金できる
こういった点が、ユーザーから好評を得ています。
また、利回りの良いステーキングサービスも評判が上々です。
SBI VCトレードへの悪い評判・口コミ
反対に、SBI VCトレードに対して次のようなネガティブな声も上がっています。
申し訳ないけど、レバ取引はしても良いけど、スプレッドが広いし、SBIVCは全く使ってない。
UI・UXに対する案を出して参考にしてくれるなら、レビューも改善案も出すよ。
自分のテリトリーだから。
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久々に情弱ムーブ。
SBI VCでソラナ買ってSTEPN始めようとしたんだが、SBIはソラナ出金できない*んだな。(2023/4 時点)
しかもスプレッド広くて、2,910円で買っても2,531円でしか売れない。
何やってんだか。久々の金ドブ。
X(旧Twitter)
2025年3月時点では、ソラナ(SOL)の出金は可能です。
SBI VCトレードは、販売所の取引コスト(スプレッド)が割高で、それに対してネガティブな感情を抱いているユーザーは多いです。
またデメリットで述べたようにSBIVCトレードでは、購入しても出金できない銘柄が数多くあります。
それに気づかずに購入してしまったユーザーから、辛口な意見が上がっています。
このようにSNSを利用すると、SBI VCトレードへのさまざまな意見を知ることができます。
SBI VCトレードの利用を考えている方は、ぜひこうしたユーザーからの生の声も参考にしてみてください。
SBI VCトレードでの口座開設の流れ
それでは最後に、SBI VCトレードでの口座開設の流れを確認しておきましょう。
SBI VCトレードでの口座開設手順
- メールアドレスを登録
- 電話番号認証をおこなう
- 本人情報を入力
- 本人確認書類を提出
メールアドレスを登録
まずはSBI VCトレード公式サイトにアクセスし、トップ画面で任意のメールアドレスを入力したのち、「無料口座開設」のボタンをクリックしましょう。

電話番号認証をおこなう
続いて、間違いなく利用者本人が申し込みをしていることを確認するために、電話番号認証がおこなわれます。
電話番号を入力し、確認方法の「SMS認証」か「電話番号認証」を選択してから、「登録」をクリックしましょう。
本人情報を入力する
電話番号認証が完了したら、次は本人情報の入力に進みましょう。
なお入力の際は、後ほど提出する本人確認書類と齟齬が生じないように留意してください。

本人確認書類を提出する
最後に、本人確認書類をアップロードしましょう。
利用できる本人確認書類は、以下のとおりです。
利用できる本人確認書類
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 特別永住者証明書
- 在留カード
以上の手続きが完了すると、SBI VCトレードで審査がおこなわれ、審査を無事にとおれば、取引を始められます。
このようにSBI VCトレードは、オンラインで完結する手続きで手軽に口座を持つことができます。
興味を持った方は、この機会にSBI VCトレードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
SBI VCトレードの評判・口コミまとめ
今回はSBI VCトレードについて、サービスの内容や利用のメリット、ユーザーからの口コミなどを紹介しました。
この記事のまとめ
- SBI VCトレードは、SBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所
- 現物取引だけでなく、レバレッジ取引もできる
- 現物取引では、取引形式を「販売所」と「取引所」から選べる
- 現物取引(取引所)は、取引手数料がリーズナブル
- 自動積立などのポピュラーなサービスがひととおり揃っている
SBI VCトレードは、その名のとおりSBIホールディングスに属している仮想通貨取引所です。
現物取引(取引所)の取扱銘柄が少ないという難点はありますが、ビットコインなどのメジャーな銘柄であれば、リーズナブルな手数料で売買が可能です。
また自動売買やステーキング、レンディングといった、裁量取引以外のサービスの充実度が高いのも魅力です。

この記事をとおして興味を持った方は、ぜひこの機会にSBI VCトレードの利用を検討してみてください!