海外取引所の中でも屈指の銘柄ラインナップ数を誇る「MEXC(エムイーエックスシー)」。
そんなMEXCに興味を持ちつつも、
そもそもMEXCは、日本人でも使えるのか?
ということが気になっている方もいるでしょう。
結論から言えば、MEXCは日本人でも利用することができます。
ただ本記事では、MEXCの利用規約まで掘り下げ、日本人受入れの根拠となっているところもくわしく解説していきます。

利用のメリットも紹介するので、MEXCを使ってみたいと考えている方はぜひ読んでみてください!
この記事からわかること
- 日本人受入れに関するMEXCの現況
- 日本人受入れに関する今後の見通し
- MEXCを利用するメリット
- MEXCでの口座開設方法
MEXCの特長
- 世界で1,000万人以上に選ばれている
- 新規登録時に本人確認書類が不要
- 取扱銘柄は2,900種*以上
- 日本語表記に完全対応
- 初心者でも稼ぎやすいサービスが充実
*2025年1月時点
目次
MEXCは日本人でも使える?
冒頭にも述べたとおり、現状MEXCは日本人でも使える状態にあります。
ここではMEXCの利用規約をチェックして、日本人投資家に対する扱いをより正確に確認しておきましょう。
日本人に限らずユーザーの国籍に関するルール*は、MEXCの利用規約において次にように定められています。*2025年1月時点
MEXCの利用規約(意訳、抜粋)
【サービス利用を提供しない国(禁止国)】
お客様は、自身が禁止されている国の居住者ではないことを確認する必要があります。
現在MEXC は、以下の国ではサービスを提供せず、ユーザーの登録申請も受け付けていません。
サービスを提供しない国
- 北朝鮮
- キューバ
- スーダン
- シリア
- イラン
- クリミア
- 中国本土
- インドネシア
- シンガポール
- ベネズエラ
- 米国
- カナダ
(これらの国を総称して「禁止国」と呼ぶ)
禁止国のリストは非独占的なものであり、法的およびコンプライアンスの事項を考慮し、MEXC の絶対的単独裁量により決定され、いつでも随時変更される可能性があります。
2025年1月時点で日本は、MEXCの利用規約で定められているサービスを提供しない国(禁止国)にリストアップされていません。

言い換えれば現状、日本人はMEXCを使える状態にあると規約上で明示されているということです!
また、MEXCの裁量権に基づいて日本が「禁止国」に追加されない限り、日本人は今後もMEXCを利用し続けることができます。
注意)MEXCは日本の法律に反した状態にある
繰り返しになりますが日本人投資家は現状、MEXCを使うことができます。
ただ一方で、MEXCの日本人に対するサービス提供は、日本の法律で違法状態にあることを知っておく必要があるでしょう。
日本の法律(資金決済法)では、日本でサービスを展開する仮想通貨取引所について、以下のような取り決めがなされています。
資金決済法63条の2
〔暗号資産交換業者の登録〕
暗号資産交換業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、行ってはならない。
日本人へサービスを提供する場合、仮想通貨取引所は資金決済法に基づいた事業者登録をしておく必要があります。
しかし、MEXCはその登録をおこなわず、日本の法律を無視した形で日本人向けにサービスを提供しています。
そのため、法を所管する金融庁から「無登録業者」として扱われ、これまでに警告を受けたこともあります。

このようにMEXCは、日本の法律上で違法状態にあります。
ただ、違法状態のMEXCを使う日本人ユーザーに対し、法的ペナルティが科されることはないので、一応は問題なく使えます。
とはいえ利用の際には、今のところ直接的な影響がなくとも、日本で違法状態にあることを「潜在的なリスクの1つ」として認識しておくべきでしょう。
MEXCが日本から撤退する可能性はある?
日本で違反状態にある海外取引所では、金融庁からの警告を受け入れて、日本市場から撤退していくケースもよく見られます。
そこでここでは、将来MEXCが日本から撤退する可能性があるかどうかを考察してみましょう。
MEXCは、今後の方針について具体的に明示しているわけではありません。
そのためあくまで現状を整理した上での推察になるのですが、今のところはMEXCが日本から撤退する可能性は低いと言えるでしょう。
根拠は、MEXCが日本でのサービス展開に非常に精力的であることです。
MEXCは日本のマーケットに向けて、これまで以下のような施策をおこなってきました。
日本向けの主な施策
- 公式サイトやアプリで日本語表記の機能を実装
- 通貨表記にも、日本円に変換できる機能を実装
- 日本人向けのSNSアカウントを展開
- 日本人ユーザー限定のキャンペーンを繰り返し実施
こうした施策をおこなうためには、当然ながらそれなりのイニシャルコストとランニングコストがかかります。
つまり、MEXCは日本を「多くのコストを投じても十分なリターンが得られる魅力的な市場」と見なしているということです。
この現状を考えると、金融庁が罰則を強化するなど外的な要因が大きく変わらない限り、MEXCが日本市場から簡単に撤退することは考えにくいでしょう。
MEXCを利用するメリット
続いては、日本人がMEXCを使用することで享受できるメリットを紹介しておきましょう。
いくつものメリットがありますが、その中でも特に重要なものは以下の3つです。
MEXC利用の主なメリット
- 取扱銘柄数が業界トップクラス
- 取引手数料がリーズナブル
- キャンペーンが豊富
取扱銘柄数が業界トップクラス

国内取引所の取扱銘柄数は、最も多い「Binance Japan」でも50種類程度にとどまります。
一方、MEXCでは2025年1月時点で2,900種類以上の銘柄が取引可能です。
この銘柄数は、海外他社と比較してもトップクラスに位置しています。

国内取引所にはない多くの銘柄にアクセスできることが、MEXCを利用する最大のメリットです!
取引手数料がリーズナブル

MEXCの現物取引(取引所)では、基本の取引手数料がMaker0.05%・Taker0.05%に設定されており、非常にリーズナブルです。
さらに、取引所トークンの「MX」を一定数以上保有すれば、割引を受けることも可能です。
また、競合他社の中には、銘柄ごとで取引手数料が変わる(マイナー銘柄の取引手数料が高くなる)ところもあります。
しかしMEXCなら、どの銘柄も一律で、格安の手数料で取引することができます。
キャンペーンが豊富
MEXCでは、すべて把握しきれないほど、多くのキャンペーンが用意されています。
また中には、日本人ユーザー限定のキャンペーンもあります。
こうしたキャンペーンを有効活用し、コンスタントに還元を受ければ、より効率的に資産を運用していくことができます。

以上3つの主要メリットを挙げましたが、その他のメリット・デメリットや、先輩ユーザーからの評判などについては、別途以下の記事で解説しています。

気になる方はぜひチェックしてみてください!
MEXCでの口座開設方法
それでは最後に、MEXCでの口座開設方法(アカウント作成方法)を紹介しておきます。
国内取引所で口座を開設する場合は、信用の担保のために、個人情報の入力と本人確認書類(運転免許証など)の提示を必ず求められます。
一方でMEXCなら、公式サイトでメールアドレスもしくは携帯電話番号を登録するだけで、取引アカウントを作成することができます。

面倒な本人確認手続きは、やらなくてOKです!
また、メールアドレスなどを登録せずに、GoogleやAppleなどの既存アカウントを流用することも可能です。

なお厳密に言うと、MEXCにも本人確認は存在します。
しかし、多くの日本人投資家にとってはメリットが乏しいため、基本的にはわざわざおこなう必要はありません。
本人確認のメリット
初級認証(個人情報入力)
⇒24時間あたりの出金限度額が80BTCに
上級認証(個人情報入力+顔認証)
⇒24時間あたりの出金限度額が240BTCに


非常にお手軽に始められるので、ぜひこの機会にMEXCのアカウントをつくってみてください!
MEXCは日本人の受入れに積極的
今回はMEXCについて、日本人の受入れ状況や利用のメリットなどを解説しました。
この記事のまとめ
- MEXCは、日本人を受け入れている海外取引所の1つ
- 現状を鑑みると、MEXCが日本から撤退する可能性は低い
- 2,900種類以上の仮想通貨を0.1%以下の手数料*で取引できる
- 日本人限定のものを含めて、キャンペーンがとにかく豊富
*現物取引(取引所)の場合
MEXCは、日本の法律に基づく登録をおこなっていない、いわゆる「無登録業者」の1つです。
だからといって利用する上でペナルティなどはなく、ユーザーの視点から見れば、何ら問題なく使える状態にあります。
日本の仮想通貨取引所では物足りない方は、ぜひMEXCの利用を検討してみてはいかがでしょうか。