本サイトでは、各記事内にプロモーションが含まれています。

仮想通貨取引所

仮想通貨のスプレッドは広すぎ?広い理由や抑え方、スプレッドが狭い取引所を解説

仮想通貨の取引では、スプレッド(売値と買値の差額が取引コストとして発生します。

ただ、そのスプレッドが広すぎて悩んでいる方もいることでしょう。

今回はそんな方に向けて、スプレッドが広く設定されている理由や、スプレッドによるコストの支払いを抑える方法などを解説していきます。

この記事からわかること

  • そもそも仮想通貨のスプレッドとは?
  • 仮想通貨のスプレッドが広い理由
  • スプレッドを抑える方法
  • スプレッド・取引手数料を抑えられる仮想通貨取引所

後ほど詳しく紹介しますがGMOコインの「取引所」なら、微々たるスプレッドと手数料で、様々な銘柄を取引することができます。

Sai
Sai

取引コストを抑えたい方にうってつけなので、ぜひこの機会にチェックしてみてください!

GMOコインの評価

GMOコインの特長

  • オリコンの調査で満足度日本一*1
  • 50万人以上の投資家に選ばれている
  • 格安な手数料で取引可能*2
  • 仮想通貨の出金手数料が無料
  • ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる

*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門

*2:取引形式で「取引所」を選択した場合

GMOコイン公式サイトはこちら

そもそも仮想通貨のスプレッドとは?

仮想通貨のスプレッドとは、仮想通貨の取引における売値と買値の差のことです。

仮想通貨取引所の収入源となる実質の手数料であり、投資家からすれば、スプレッドが広いほど取引コストが高くなります。

次の画像を見てみてください。

Coincheck(販売所)のスプレッド1
出典:Coincheck(2023年9月22日時点)

この画像は、Coincheckの「販売所」における各銘柄の売値と買値を示したものです。

例えばビットコインを見てみると、売値(383万830円)と買値(406万9,010円)には23万8,180円の価格差があることがわかります。

これがスプレッドであり、実質の手数料となっています。

実際にこのレートで買ったとしたら、購入後に23万8,180円以上の値上がりをして現在の買値を超えてこなければ、リターンを得られません。

つまり買値から見て、スタートの段階で約5.8%もの取引手数料を支払っていることになります

23万8,180円÷406万9,010円×100=5.853

Sai
Sai

この手数料比率は、例えばネット証券での株式取引の手数料などと比べると、大幅に割高です!

仮想通貨のスプレッドが広い理由

さてここでは、仮想通貨取引(販売所)のスプレッドはなぜ広いのか、その理由を考察していきましょう。

スプレッドが広い理由

  • 株と比べて投資家人口が少ないため
  • 事業者間の競争が乏しいため
  • マイナーな銘柄の流動性が低いため
  • 急激な価格変動に起因して広がることも

株と比べて投資家人口が少ない

野村総合研究所が2021年に実施した「生活者1万人アンケート」によると、調査対象者の金融資産の保有比率は以下のようになっていました。

生活者1万人アンケート
出典:野村総合研究所

野村総合研究所(NRI)「生活者1万人アンケート」調査結果に見る消費者の暗号資産保有行動

このグラフから日本での仮想通貨の投資家人口は、株や投資信託と比べてまだまだ圧倒的に少ないことがわかります。

つまり仮想通貨取引所は、株を扱う証券会社ほどには薄利多売はできないということです。

Sai
Sai

手数料(スプレッド)が割高になるのもうなずけますね。

事業者間の競争が乏しい

日本国内の証券会社は300社を超え、補助的な役割を果たす有価証券関連業を含めると、その数は1,000社以上にもなります。

一方で仮想通貨取引所は、2025年1月時点で29社しかありません。

競合が少ないために価格競争が起こりにくい点も、割高なスプレッドの一因とされています。

マイナーな銘柄の流動性が低いため

顧客が少なければ薄利多売ができず、手数料(スプレッド)を割高に設定せざるを得ないのは、誰しもが容易に理解できるでしょう。

また、そうした仕組みは各銘柄にも当てはまります。

一般的に、日々の取引量が多いメジャーな銘柄よりも、マイナーな銘柄の方がスプレッドが広く設定されています。

ここで、Coincheckの販売所のレート表を再度見ていきましょう。

Coincheck(販売所)のスプレッド2

先ほども示しましたが、ビットコインのスプレッドと買値に対する比率は、以下のとおりです。

  • BTCの買値:406万9,010円
  • BTCの売値:383万830円
  • BTCのスプレッド:23万8,180円
  • スプレッドの比率:約5.8%

一方で、よりマイナーな銘柄であるモナコインの場合は、以下のようになります。

  • MONAの買値:6万6,108円
  • MONAの売値:5万9,099円
  • MONAのスプレッド:7,009円
  • スプレッドの比率:約10.6%

このようにビットコインよりもマイナーなモナコインは、スタートの段階で10%超もの手数料を支払わなければならない仕様になっています。

またこうした状況は、モナコインに限らず多くのマイナー銘柄で共通しています。

急激な価格変動に起因して広がることも

スプレッドは固定値ではなく、常に変動しています。

またスプレッドは、市場の動きが活発で価格変動が激しいときに、大きく広がる傾向があります。

重要な経済指標などの発表があって市場が荒れた際は、下手に飛び込むと大きな損失を負いかねないほど、スプレッドが広がることもあります。

仮想通貨のスプレッドを抑える方法

スプレッドは実質の取引コストであり、投資家からすれば言うまでもなく、少しでも小さく抑えてコスト削減につなげたいところです。

その方法は、以下のようなものがあります。

スプレッドを抑える方法

  • スプレッドが狭い仮想通貨取引所を選ぶ
  • 販売所ではなく取引所を利用する
  • スプレッドが広がるタイミングを避ける
  • マイナーな銘柄への投資を避ける

スプレッドが狭い仮想通貨取引所を選ぶ

仮想通貨の取引価格およびスプレッドは、仮想通貨取引所ごとでそれぞれ独自に設定されています。

そのため、取引を始める前にスプレッドが狭い仮想通貨取引所を選んでおくことが、手数料の削減につながります。

多くの仮想通貨取引所は、口座を開設する前にスプレッドをチェックすることが可能です。

特に取引したい銘柄が事前に決まっている場合は、その銘柄のスプレッドを入念にチェック・比較しておくといいでしょう。

販売所ではなく取引所を利用する

スプレッド(≒取引コスト)を抑える方策で、もっとも簡単かつ現実的なのが、取引形式で「販売所」ではなく「取引所」を選択するというものです。

販売所」では、仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をおこないます。

一方で「取引所」の場合は、仮想通貨取引所のユーザー同士で取引します。

仮想通貨取引所側の手間が少なくて済むため、一般的にスプレッドおよび手数料は、「取引所」の方が大幅に割安に設定されています。

販売所と取引所のイメージ図

ここで再び、Coincheckの事例を見てみましょう。

次の画像は、Coincheckにおける「取引所」の取引画面です。

Coincheck(取引所)のスプレッド

取引所では、ユーザー同士の注文が並べられる取引板(オーダーブック)を参考にして取引をおこないます。

また、取引板の売り板の最下部買い板の最上部の差額が、スプレッドとなっています。

  • BTCの買い板の高値:395万63円
  • BTCの売り板の安値:395万408円
  • BTCのスプレッド:345円
  • スプレッドの比率:0.0087%

御覧のとおり「取引所」におけるスプレッドは、先ほど紹介した「販売所」のスプレッドと比べると、はるかに狭く設定されています。

なお「取引所」は、スプレッドとは別に取引手数料が設けられているケースが多いです。

しかし、大抵の場合は0.1%以下に設定されており、スプレッドにその手数料を加算しても、販売所と比べれば遥かに割安なコストで取引できます。

Sai
Sai

ちなみにCoincheckだと、BTCを含めていくつかの銘柄は取引所の取引手数料がタダです!

Coincheck公式サイトはこちら

スプレッドが広がるタイミングを避ける

先ほど述べたようにスプレッドは、市場が荒れて値動きが激しくなったときに広がる傾向があります。

逆に言えば、市場が荒れるタイミングを避ければ、スプレッドの拡大に悩まされずに済みます。

Sai
Sai

市場は以下のようなタイミングで荒れやすいので、覚えておきましょう!

市場が荒れやすいタイミング

  • 重要な指標やニュースが発表されたとき
  • 著名人が仮想通貨に言及したとき
  • 大口の投資家が売買をおこなったとき
  • 深夜など、市場が閑散としているとき

マイナーな銘柄への投資を避ける

これも先ほど言ったことですが、スプレッドはメジャーな通貨よりもマイナーな通貨の方が、広く設定される傾向があります。

そのためコスト面を重視するのであれば、販売所を用いたマイナーな通貨への投資は極力避けた方が無難です。

特に初心者の方は、ビットコインやイーサリアム、リップルなどのメジャーな通貨を中心として、ポートフォリオを組むことをおすすめします。

スプレッドを抑えられる仮想通貨取引所

先ほど、スプレッド(≒取引コスト)を抑えるには、「販売所」ではなく「取引所」を使うことがもっとも簡単で現実的だと解説しました。

そこでここでは、「取引所」のサービスを提供しているおすすめ仮想通貨取引所3社を紹介します。

おすすめ3選

GMOコイン

GMOコインの評価

取引の種類現物取引(販売所・取引所)
レバレッジ取引(販売所・取引所)
取扱銘柄数*28種類
取引コスト
(BTC/JPYの場合)
現物取引(販売所)
⇒ 無料、スプレッドあり
現物取引(取引所)
Maker-0.01%、Taker0.05%

レバレッジ取引(販売所)
⇒ 無料、スプレッドあり
レバレッジ取引(取引所)
無料
仮想通貨の入出金手数料入金:無料、ガス代は自己負担
出金:無料
自動積立
レンディング
ステーキング
その他のサービスIEO
外国為替FX
*2025年1月時点

GMOコインの特長

  • オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*1
  • 取扱銘柄数が国内最多クラス
  • 低コストで仮想通貨を取引できる*2
  • 仮想通貨の出金手数料が無料
  • ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる

*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門

*2:取引形式で「取引所」を選択した場合

GMOコインは、サービスの充実度の高さが魅力の仮想通貨取引所です。

まず、取引の種類は現物取引とレバレッジ取引から選べて、どちらも「販売所」と「取引所」の2種類の取引形式が用意されています。

また、割安なコストで使える「取引所」は、現物取引が24銘柄、レバレッジ取引が11銘柄とラインナップも充実しています。

裁量取引以外にも、自動積立ステーキングなどのサービスが揃っており、GMOコインの口座1つあれば様々な運用にトライすることが可能です。

GMOコイン公式サイトはこちら

bitbank

bitbankの評価

取引の種類現物取引(販売所・取引所)
信用取引(取引所)
取扱銘柄*ADA、APE、ARB、ASTR、AVAX、AXS、BAT、BCH、BNB、BOBA、BTC、CHZ、CYBER、DAI、DOT、DOGE、ENJ、ETH、FLR、GALA、GRT、IMX、KLAY、LINK、LTC、MANA、MASK、MKR、MONA、OMG、OAS、OP、POL、QTUM、RENDER、SAND、SOL、TRX、XLM、XRP、XYM
【全41種類】
取引コスト
(BTC/JPYの場合)
現物取引(販売所)
⇒ 無料、スプレッドあり
現物取引(取引所)
Maker-0.02%、Taker0.12%
仮想通貨の入出金手数料入金:無料、ガス代は自己負担
出金:銘柄ごとで異なる
自動積立
レンディング
ステーキング
その他のサービス
*2025年2月時点

bitbankの特長

  • オリコン顧客満足度調査で満足度日本一*
  • 取扱銘柄数が国内トップクラス
  • 取引コストが割安な「取引所」の取扱銘柄が充実
  • レンディングでインカムゲインを得られる
  • 取引ツールが高性能(TradingViewを搭載)

*2024年 現物取引部門

bitbankは、国内でトップクラスとなる40種類もの仮想通貨を取り揃えています。

国内他社では、「取引所」と「販売所」の取扱銘柄数に差があるケースが多いです。

しかしbitbankでは、40種類すべての銘柄で、「取引所」と「販売所」の2種類から取引形式を選ぶことが可能です。

またbitbankでは、PC版・スマホアプリ版ともに、取引ツールに高性能チャートの「TradingView」が搭載されています。

そのためどんな場面でも、細かな分析をおこなった上で、取引に臨むことができます。

bitbank公式サイトはこちら

Coincheck

Coincheckの評価
取引の種類現物取引(販売所)
現物取引(取引所)
取扱銘柄*APE、AVAX、AXS、BC、BCH、BRIL、BTC、CHZ、DOGE、DOT、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、SAND、FNCT 、LINK、MKR、DAI、MATIC、IMX、WBTC、SHIB
【全31種類】
取引コスト
(BTC/JPYの場合)
現物取引(販売所)
⇒ 無料、スプレッドあり
現物取引(取引所)
⇒ Maker・Takerともに無料
仮想通貨の入出金手数料入金:無料、ガス代は自己負担
出金:銘柄ごとで異なる
自動積立
レンディング
ステーキング
その他サービスCoincheck IEO
Coincheck INO
Coincheck NFT
Coincheckでんき
Coincheckガス
*2025年2月時点

Coincheck の特長

  • 500円から仮想通貨を購入できる
  • ビットコインの取引手数料が無料*
  • 裁量取引以外のサービスも充実
  • NFTの取引も可能(Coincheck NFT)
  • 新規NFTを優先的に買える(Coincheck INO)

*取引形式で「取引所」を選択した場合

Coincheckは、レバレッジ取引の提供はなく、現物取引に特化した仮想通貨取引所です。

解説で取り上げた内容からわかるとおりCoincheckの現物取引では、取引の形式を「販売所」と「取引所」から選択可能です。

取引所の取扱銘柄は2025年1月時点では20種類で、その内の多くの銘柄は取引手数料ゼロ円で取引することができます。

Coincheck(取引所)の手数料
出典:Coincheck
Sai
Sai

特に、BTCやETHなどに投資したい方にうってつけです!

Coincheck公式サイトはこちら

スプレッドに関するQ&A

最後に、仮想通貨のスプレッドに関してよくある質問を3つ紹介します。

よくある質問

  • 仮想通貨のスプレッドはどういう仕組みで決まるのですか?
  • スプレッドを一覧で比較することは可能ですか?
  • 取引所のサービスを提供している仮想通貨取引所を教えてください。

仮想通貨のスプレッドはどういう仕組みで決まるのですか?

仮想通貨のスプレッドは、主に市場の需給バランスによって決まります。

市場での仮想通貨の需要が高く、供給が少ない場合、スプレッドは広くなり、逆に需要が低く供給が多い場合、スプレッドは狭く設定されます。

また、スプレッドは変動制であり、先ほど述べたように市場の流動性次第で大きく増減することがあります。

スプレッドを一覧で比較することは可能ですか?

スプレッドの情報を網羅的に比較できるサービスやサイトは、残念ながら存在していません。

そのため基本的には、目星を付けた仮想通貨取引所を自分でチェックしていく必要があります。

なお、取引所」で扱われているビットコインのスプレッドに限っては、「Bitcoin日本語情報サイト」で各社のものを確認・比較することができます。

ビットコインのスプレッド
出典:Bitcoin日本語情報サイト

取引所のサービスを提供している仮想通貨取引所を教えてください。

取引所のサービスを提供している仮想通貨取引所は、以下の記事の中で一覧表にまとめつつ、紹介しています。

Sai
Sai

先ほど紹介した3社以外の情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

仮想通貨のスプレッドまとめ

今回は仮想通貨のスプレッドについて、広く設定されている理由や、スプレッドによるコストの支払いを抑える方法などを解説しました。

この記事のまとめ

  • 仮想通貨のスプレッドとは、取引における売値と買値の差のこと
  • 実質の手数料であり、株式取引の手数料などと比べると割高
  • 取引の形式で「取引所」を選ぶと、スプレッドおよび取引手数料を安く抑えられる
  • スプレッドコストを抑えるなら、「取引所」のサービスを提供しているところを選ぶこと

仮想通貨投資で、コンスタントにリターンを得るには、スプレッドひいてはコストに対する意識も欠かせません。

今回紹介したように、「販売所」ではなく「取引所」を有効活用していくと、取引コストを安く抑えていけるでしょう。

「取引所」のサービスを提供しているところはいくつもありますが、中でもGMOコインは、現物取引とレバレッジ取引両方で取引所を使えてお得です。

口座開設も無料でできるので、まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会に利用を検討してみてください。

GMOコインの評価

GMOコインの特長

  • オリコンの調査で満足度日本一*1
  • 50万人以上の投資家に選ばれている
  • 格安な手数料で取引可能*2
  • 仮想通貨の出金手数料が無料
  • ステーキングやレンディングで投資技術がなくても稼げる

*1:2023年 オリコン顧客満足度®調査 現物取引部門・証拠金取引部門

*2:取引形式で「取引所」を選択した場合

GMOコイン公式サイトはこちら

  • この記事を書いた人

Sai

▶地方公務員を退職してWebライターに転身▶ファイナンシャルプランナー2級、1級建築士の資格を保有▶仮想通貨や金融の情報メディアで多数、寄稿実績あり▶仮想通貨や株、FXなどで、幅広く資産を運用中▶仮想通貨投資は、資金調達率を活かした先物取引やステーキングが中心

-仮想通貨取引所
-,

Crypto Marker