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国内上場の仮想通貨

GENSOKISHIオンラインのロンドコイン(ROND)とは?特徴や値動き、将来性を解説

昨今、国内の仮想通貨取引所においても、NFTゲームに関連した銘柄の取り扱いが増えてきている。

今回取り上げるロンドコイン(以下ROND)もその1つで、NFTゲーム「GENSOKISHIオンライン」においてユーティリティトークンとして用いられている。

本記事ではそんなRONDについて、特徴やこれまでの値動き、将来性を解説していく。

GENSOKISHIオンラインのプレイや、RONDへの投資に興味がある方は、ぜひ最後まで目を通してもらいたい。

この記事からわかること

  • RONDの概要、主な特徴
  • RONDのこれまでの値動き
  • RONDの将来性
  • RONDの価格予想
  • RONDを購入できる国内取引所

2023年4月にRONDは、Zaifから国内市場への初上場を果たした。

RONDに興味がある方は、ぜひこの機会にZaifのこともチェックしてみてほしい。

Zaif
出典:Zaif

Zaif公式サイトはこちら

ROND(ロンドコイン)とは?

ロンドコイン
出典:GENSOKISHIオンライン公式サイト
名称ロンドコイン
シンボル・通貨単位ROND
発行基盤イーサリアムチェーン
Polygonチェーン
公式サイトhttps://genso.game

ROND(ロンドコイン)は、NFTゲーム「GENSOKISHIオンライン」においてゲーム内通貨として用いられている仮想通貨だ。

GENSOKISHIオンラインとは?

GENSOKISHIオンラインは、2022年11月に正式リリースされたPlay to EarnのNFTゲームだ。

台湾のブロックチェーン企業「Metap,Inc.」が、日本の人気MMORPG「エレメンタルナイツ」のライセンスを活用して開発した。

PCとスマホ(iOS・Android)の両方で遊ぶことができる。

GensoKishi Online1
出典:GensoKishi Online公式サイト

また日本では2023年4月にZaifが、RONDの取り扱いを開始した。

Zaif公式サイトはこちら

ROND(ロンドコイン)の特徴

さて仮想通貨RONDは、次のような特徴を有している。

主な特徴

  • GENSOKISHIを支えるトークンの1つ
  • 2つのブロックチェーンを基盤にしている
  • ステーキング報酬に用いられている

GENSOKISHIを支えるトークンの1つ

GENSOKISHIオンラインには2種類のネイティブトークンがあり、その1つがRONDだ。

GENSOKISHIオンラインでのRONDの主なユーティリティは、以下のとおり。

RONDの主なユーティリティ

  • ゲーム内のアイテムや武器などを購入する際の決済手段
  • 特定のコンテンツやイベントに参加するためのコスト
  • 装備を強化するためのコスト
  • クエストを受けるための挑戦料

また、RONDはゲームプレイによって稼ぐことができ、ゲームの収益を日本円に換金する手段にもなっている。

2つのブロックチェーンを基盤にしている

RONDは、

  • イーサリアムチェーンをベースにしたトークン
  • Polygonチェーンをベースとしたトークン

の2種類がある。

それぞれのコントラクトアドレスは、以下のとおり。

RONDのコントラクトアドレス

  • ERC-20:0x82197d7446a435105d6F3a430D72a6713960E34D
  • Polygon:0x204820b6e6feae805e376d2c6837446186e57981

ちなみに国内取引所のZaifが取り扱うRONDは、Polygonチェーンをベースとしている。

ステーキング報酬に用いられている

前述のとおりGENSOKISHIオンラインには2種類のネイティブトークンがあり、ROND以外のもう1つのトークンはMV(メタバース)という。

MVは専用のプラットフォームにおいて、ステーキングすることができる。

GENSOKISHIオンラインのステーキング
出典:GENSOKISHIオンライン公式サイト

また、ステーキングをおこなった場合、預け入れたMVの数量と期間などに応じた報酬としてRONDを得ることができる。

ROND(ロンドコイン)の値動き

ここで、RONDのこれまでの値動きをチェックしておこう。

リアルタイムの値動き

まず、リアルタイムの値動きは以下のとおりだ。

2024年6月までの値動き

次にROND/USDチャートで、RONDが市場に上場した2022年10月から、本記事執筆時(2024年7月までの値動きを見ていこう。

RONDのチャート
出典:TradingView

RONDはゲームのリリースに先立ち、2022年10月3日に仮想通貨市場への上場を果たした。

上場後の値動きは御覧のとおりで、上場した直後から価格が暴落している。

2022年11月末にゲームが正式リリースされると、わずかに復調の動きを見せたが、下落トレンドの勢いを止めることはできず、2022年中はひたすら値下がりしていくこととなった。

また、2023年以降は値動きそのものが乏しくなり、地を這うような状態が続いている。

このようにRONDの相場は、あまり思わしくない状態にある。

ただ、GENSOKISHIオンラインは歴史の浅いゲームで、かつRONDの時価総額もまだまだ小さい。

そのため、今後ゲームが人気を集めれば、その需要の増加に合わせてRONDもたやすく復調していくだろう。

RONDの将来性に関わるポイント

続いて、以下の3つの要素から、GENSOKISHIオンラインとRONDの将来性を考察してみよう。

今後に関わる注目要素

  • プロモーションに積極的
  • グローバルにサービスを展開している
  • 国内外で上場先が増える可能性がある

プロモーションに積極的

GENSOKISHIオンラインは、知名度向上と新規プレイヤー獲得のために、積極的にプロモーションを仕掛けている

直近のプロモーション事業は、以下のようなものがある。

直近のプロモーション

  • スクエアエニックスのNFTアート「SYMBIOGENESIS」とコラボ
  • インフルエンサー・有名クリエイターをアンバサダーに起用
  • NFTマーケットプレイス「Magic Eden」で限定NFTを販売
GENSOKISHIオンラインのプロモーション
出典:GENSOKISHIオンライン公式サイト

こうしたいくつもの地道なプロモーションが奏功すれば、プレイヤーも着実に増えていくはずだ。

グローバルにサービスを展開している

NFTゲームの中には、選べる言語が英語のみで、英語圏以外では遊びにくいものも多くある。

一方でGENSOKISHIオンラインの場合は、英語だけでなく日本語と中国語にも対応している。

また、スマホアプリだけでなくPCブラウザでも遊べて、よりグローバルにサービスの展開が可能である点が、競合タイトルと比べた際にアドバンテージとなっている。

下地は整っているので、今後のプロモーションなどの展開次第では、世界中でより多くのプレイヤーを獲得できることだろう。

国内外で上場先が増える可能性がある

前述のとおりGENSOKISHIオンラインは、2022年11月にリリースされたまだまだ歴史の浅いゲームだ。

そのため現状ではネイティブトークンのRONDも、国内・海外ともに上場先が限られている

だが、これからゲームが盛り上がっていけば、上場先が増えていく見込みは十分にあるだろう。

また、新規上場の話題は、投資家に好感されて価格高騰の契機になり得る。

ROND(ロンドコイン)の価格予想

仮想通貨のデータアグリゲーターの中には、さまざまな銘柄の価格予想を発信しているところもある。

今回はその中から「DigitalCoinPrice」をピックアップし、RONDの価格予想を紹介する。

DigitalCoinPriceにおける、RONDの今後10年の価格予想は以下のとおり。

予想最低価格予想平均価格予想最高価格
2023$0.00127$0.00296$0.00312
2024$0.00306$0.00349$0.00370
2025$0.00420$0.00468$0.00520
2026$0.00549$0.00608$0.00655
2027$0.00549$0.00608$0.00655
2028$0.00677$0.00737$0.00773
2029$0.00964$0.0100$0.0106
2030$0.0139$0.0145$0.0148
2031$0.0196$0.0202$0.0205
2032$0.0267$0.0277$0.0278

参考としてRONDの本記事執筆時点での価格と、史上最高値も示しておこう。

  • 執筆時の価格:0.0016ドル(2024年7月3日)
  • 史上最高値:0.3125ドル(2022年10月3日)

DigitalCoinPriceは、今後10年でRONDが堅調に値上がりしていくだろうと予想している。

もちろんこれはあくまで予想であり、必ずしも実現するとは限らない。

ただ、RONDへの投資を検討する際には、これまでの値動きや将来性などと合わせて、有益な判断材料となるだろう。

RONDを購入できる仮想通貨取引所

2024年7月時点において、RONDの取り扱いがある国内の仮想通貨取引所はZaifの1社のみだ。

Zaif
取引の種類現物取引(販売所・取引所)
取扱銘柄*BORA、BTC、MBX、ETH、XYM、XEM、FSCC、CICC、NCXC、KLAY、DEP、MV、ROND、MATIC、TRX、DOT、COT、BCH、MONA、ZAIF、CMS(X)、CMS(E)、SKEB、XCP
【全24種類】
取引コスト
(BTC/JPYの場合)
現物取引(販売所)
⇒ 無料、スプレッドあり
現物取引(取引所)
Maker 0%、Taker 0.1%
仮想通貨の入出金手数料入金:無料、ガス代は自己負担
出金:銘柄ごとで異なる
その他のサービス自動売買(ランキングトレード)
自動売買(おてがるトレード)
コイン積立
Zaif Payment
Zaifカード
*2024年8月時点

Zaifは、2023年4月にGENSOKISHIオンラインのネイティブトークン「ROND」「MV」の取り扱いを開始した。

その2銘柄を含め、20種類以上の仮想通貨がZaifではラインナップされている。

またZaifでは、国内では珍しく自動売買サービスを提供している。

同サービスを有効活用できれば、取引の手間を省いて、より効率よくRONDなどのさまざまな銘柄を運用していけるだろう。

Zaif公式サイトはこちら

RONDに関するよくある質問

最後に、仮想通貨RONDに関してよくある質問を3つ紹介する。

よくある質問

  • ゲーム外でRONDは使えますか?
  • RONDは安全ですか?
  • RONDの総供給量は決まっていますか?

ゲーム外でRONDは使えますか?

GENSOKISHIオンラインの2種類のネイティブトークンの内でMVは、ゲーム外でステーキングに使うことができる。

一方でRONDは、ゲーム外のユーティリティを今のところ付与されていない

RONDは安全ですか?

RONDは、イーサリアムチェーンおよびPolygonチェーンを基盤としている。

つまり、その2つのブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムである「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」によって、不正流出や情報の改ざんなどがないように保護されているということだ。

RONDの総供給量は決まっていますか?

RONDのローンチ当初の総供給量は、1兆RONDだった。

しかし、その大半がのちにバーンされ、2024年7月時点の総供給量は10億RONDとなっている。

ROND(ロンドコイン)とは?まとめ

今回は仮想通貨RONDについて、その特徴や値動き、将来性などを解説した。

この記事のまとめ

  • RONDは、NFTゲーム「GENSOKISHIオンライン」のネイティブトークン
  • ゲーム内でさまざまなユーティリティを付与されている
  • もう1つのネイティブトークン「MV」をステーキングすると、報酬でRONDを得られる
  • RONDを取り扱う国内取引所は、今のところZaifだけ

RONDは、NFTゲーム「GENSOKISHIオンライン」のネイティブトークンだ。

GENSOKISHIオンラインはまだまだ歴史の浅いゲームで、新規プレイヤーの確保のために、日本のゲーム開発企業であるスクエアエニックスとコラボするなど積極的にプロモーションを仕掛けている。

これからゲームが盛り上がると予想する方は、ぜひ今の内にZaifを使い、RONDへの投資にトライしてみてはいかがだろうか。

Zaif公式サイトはこちら

  • この記事を書いた人

Sai

▶地方公務員を退職してWebライターに転身▶ファイナンシャルプランナー2級、1級建築士の資格を保有▶仮想通貨や金融の情報メディアで多数、寄稿実績あり▶仮想通貨や株、FXなどで、幅広く資産を運用中▶仮想通貨投資は、資金調達率を活かした先物取引やステーキングが中心

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