煩わしい広告をブロックしてくれる、便利なWebブラウザ「Brave(ブレイブ)」。
しかし使っていると、
- そもそも消えない広告がある
- 以前は消えていた広告が表示されるようになった
といった現象が起きて、困った経験がある方もいるのではないだろうか。
そこで今回は、Braveで思うように広告が消えなかった方に向けて、その原因や解決方法などを解説していく。
この記事からわかること
- WebブラウザBraveにおける広告の種類
- Braveで広告が消えない原因・理由
- 広告が消えないときの解決方法
Braveは、使い方次第で仮想通貨の「ベーシックアテンショントークン(BAT)」を獲得することができる。
BATの稼ぎ方については、別途以下の記事で解説しているので、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。
また仮想通貨BATの受け取りには、Braveと提携している仮想通貨取引所「bitFlyer」の取引口座が欠かせない。
そのためBraveを利用するなら、bitFlyerの口座も用意しておこう。
bitFlyerの特長
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- Webブラウザ「Brave」と連携
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目次
Braveにおける広告の種類
Braveで広告が消えない原因を考える前に、まずはBraveで表示される広告の種類を知っておいてほしい。
広告の種類は、以下の3種類に大別される。
広告の種類
- サードパーティーの広告
- ファーストパーティーの広告
- Braveプライベート広告
サードパーティーの広告
まず1つ目は、サードパーティーの広告だ。
サードパーティーの広告とは、訪問先のWebサイトにおいて、そのWebサイトの管理者とは異なる第三者が掲載している広告のことである。
サードパーティーの広告はBraveにおいて、基本的にはデフォルトでブロックされるようになっている。
ただ、詳しくは後述するが、Braveの設定次第ではブロックされなくなるので注意が必要だ。
ファーストパーティーの広告
2つ目は、訪問先のWebサイトにおいて、そのサイトの管理者が自ら掲載しているファーストパーティーの広告だ。
例えば、Googleのスポンサー広告(リスティング広告)がそれに該当する。
Braveは、デフォルトの状態だとファーストパーティーの広告は表示されるようになっている。
しかし、設定を変更することによって、一部のファーストパーティーの広告も非表示にすることが可能だ。
Braveプライベート広告
Braveプライベート広告は、Brave自体が掲載している広告であり、閲覧すると見返りとして仮想通貨BATがもらえる。
また、Braveプライベート広告には以下の3種類がある。
プライベート広告の種類
新規タブ表示広告:新規タブを開いたときに背景のように表示される広告
ニュースフィード広告:Braveニュースの記事一覧に挟み込まれる広告
通知広告:プッシュ通知として、文字のみで表示される広告
このようにBraveプライベート広告は、広告が表示される場所と形があらかじめ限られている。
そのため基本的には、ユーザーのネットブラウジングを妨げることはない。
Braveで広告が消えない3つのパターンと解決方法
広告の種類を解説したので、続いてはそれらの広告が消えない原因と、消えなかった場合の解決方法を紹介する。
広告が消えない原因
- Brave Shieldsの設定が適切でない
- Cookieを受け入れている
- Brave Rewardsを利用している
Brave Shieldsの設定が適切でない
Braveでは「Brave Shields」という機能が、トラッカーや不要なサードパーティーの広告をブロックしてくれる。
Brave Shieldsはオン/オフの切り替えが可能で、デフォルトではオンの状態になっている。
もしも広告が表示されるなら、まず「Brave Shieldsがオフになっていないか」を確認した方がよいだろう。
アドレスのバーの右端にBrave Shieldsのアイコンがあるので、それをクリックすると、Brave Shieldsが機能しているかどうか確認することができる。
Cookieを受け入れている
広告はサードパーティーのものもファーストパーティーのものも、Cookie(クッキー) というファイルを活用している。
Cookieとは?
Cookie(クッキー)は、Webサイトにアクセスした際に付与されるテキストファイルであり、利用者のログインIDやサイトへのアクセス履歴、訪問回数などの情報が付与されている。
またCookieには、ファーストパーティーCookieとサードパーティーCookie(クロスサイトCookie)の2種類がある。
サードパーティーの広告およびファーストパーティーの広告はいずれも、Cookieのデータを用いることで、サイト訪問者の趣味趣向に沿った広告を表示する仕組みになっている。
逆に言うとCookieをブロックしてしまえば、一般的に広告は機能せず、表示されなくなる。
さてBrave(Brave Shields)では、デフォルトだとサードパーティーCookie(クロスサイトCookie)はブロックされている一方で、ファーストパーティーCookieは受け入れる設定になっている。
そこでBrave Shieldsの設定内の「高度なコントロール」において、クッキーの扱いを「クロスサイトクッキーをブロック」から「全てのクッキーをブロック」へと変更すると、より多くの広告をブロックできる可能性がある。
Brave Rewardsを利用している
Brave Rewardsとは、Brave独自の広告「Braveプライベート広告」を閲覧し、その見返りに仮想通貨BATがもらえるサービスのことだ。
Brave Rewardsの利用は任意であり、利用することを選択した場合にのみ、プライベート広告が表示される。
また、オンオフはいつでも好きなタイミングでおこなうことができ、Brave Rewardsをオフにすると、すぐにプライベート広告が表示されなくなる。
ただ前述のとおりプライベート広告は、ユーザーのネットブラウジングを妨げないように、表示の場所と形が工夫されている。
また見れば見るほど仮想通貨BATを稼げるので、Brave Rewardsはオフにせず、積極的に利用していくことをすすめる。
ちなみに以下の記事では、Brave Rewardsの使い方と効率的な稼ぎ方を解説している。
興味がある方は、ぜひチェックしてみてほしい。
Braveの広告に関するよくある質問
それでは最後に、Braveの広告に関してよくある質問を3つ、紹介していく。
よくある質問
- Braveでは、YouTubeでの動画形式の広告もブロックできますか?
- 通常の広告を見た場合に仮想通貨BATはもらえますか?
- Braveプライベート広告はどこに表示されますか?
Braveでは、YouTubeでの動画形式の広告もブロックできますか?
YouTube動画の先頭部分や途中で表示されるサードパーティーの広告は、Braveを利用することでブロックすることができる。
通常の広告を見た場合に仮想通貨BATはもらえますか?
Braveにおいて仮想通貨BATがもらえるのは、Braveプライベート広告を閲覧した場合のみだ。
Brave Shieldsを解除し、一般的な広告(訪問先のサイトで表示される各広告)を見たところで、BATを獲得することはできない。
Braveプライベート広告はどこに表示されますか?
先ほど紹介したようにBraveプライベート広告は、
- 新規タブの背景
- Braveニュースのラインナップの中
- プッシュ通知
に表示される。
訪問しているサイトの中に表示されることはなく、ユーザーに対して不快感を与えない設計がなされている。
Braveで広告が消えない原因とその対処法まとめ
今回は、Braveで広告が消えなかった場合に考えられる原因と、その解決方法を解説した。
この記事のまとめ
- Braveは、デフォルトだとサードパーティーの広告だけがブロックされる
- 設定を変更すると、一部のファーストパーティー広告のブロックも可能
- Braveプライベート広告は、表示するかどうかを自分で選択できる
- 閲覧するとBATがもらえるので、Braveプライベート広告は表示することを推奨する
Braveでは、ユーザーがある程度自由に、広告に対するブロックの度合いをコントロールすることができる。
これまでBraveで思うように広告をブロックできていなかった方は、ぜひ今回紹介した内容を参考にして、自身のBraveを調整してみてほしい。
なおBraveでは、Braveプライベート広告を閲覧することで、仮想通貨BAT(ベーシックアテンショントークン)を稼ぐことができる。
また仮想通貨BATの受け取りには、Braveと提携している仮想通貨取引所「bitFlyer」の取引口座が必須だ。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にbitFlyerの口座をつくっておくとよいだろう。
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