今回取り上げるのは、仮想通貨のレンディングサービス「PBRレンディング」だ。
PBRレンディングの利回りは最高で年利12%*と業界トップクラスであり、SNSなどでも話題を集めている。*プレミアムレンディングの場合
本記事ではそんなPBRレンディングについて、特徴や始め方、他社サービスとの違いなどを分かりやすく解説していく。
この記事からわかること
- PBRレンディングの基本情報
- PBRレンディングの4つの特徴
- 仮想通貨取引所のレンディングとの違い
- 競合他社との違い
- PBRレンディングの始め方
- 利用する際の注意点
PBRレンディングは無料で登録することができ、手持ちの仮想通貨を貸し出せば、年利10%*のリターンを得られる。*プレミアムレンディングは年利12%
始めてみたい方は、ぜひこの機会にPBRレンディングのサイトを覗いてみてほしい。
目次
PBRレンディングとは?
名称 | PBRレンディング |
サービス内容 | 仮想通貨のレンディング |
取扱銘柄* | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) カルダノ(ADA) テザー(USDT) USDコイン(USDC) |
貸借料率* | 通常:年率10% プレミアム:年率12% |
複利運用 | 可能 |
貸付上限 | なし |
PBRレンディングは、PortobelloRoad株式会社が手がけている仮想通貨のレンディングサービスだ。
ユーザーはPBRレンディング経由で、ビットコインなどの仮想通貨をブロックチェーン企業などに貸し付けることにより、利息収入を得ることができる。
なお、PBRレンディングは、その名前からもわかるようにレンディングのサービスに特化している。
そのため貸出用の仮想通貨は、先にCoincheckなどの仮想通貨取引所で調達しておく必要がある。
PBRレンディングの特徴
さてPBRレンディングは、次のような特徴を有している。
主な特徴
- 基本の利回りが高い
- プラン次第でより高利回りな運用も可能
- 契約は自動更新で複利運用も可能
- 高レベルの技術で資産を保全
基本の利回りが高い
PBRレンディングは、借り受ける資産として、以下の6銘柄*を用いている。*2024年9月時点
レンディング対象銘柄
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- カルダノ(ADA)
- リップル(XRP)
- テザー(USDT)
- USDコイン(USDC)
また、これらの銘柄を貸し出した際の利回りは、通常のプランで一律年利10%*に設定されている。*利率部分の再貸出を行った上での複利的効果を加味した利回り
この年利10%という数値は、業界全体で見てもトップクラスだ。
プラン次第でより高利回りな運用も可能
PBRレンディングでは、貸し出す数量や貸出期間に応じて、より有利な条件での運用も可能だ。
具体的には、基本は年利10%であるところを、最大で12%*まで引き上げて運用することができる。*2024年9月時点の数値
契約は自動更新で複利運用も可能
PBRレンディングでの貸出契約は、1カ月ごとに自動更新*される仕様になっている。*更新手数料は不要
また自動更新の際に、月ごとの利息も自動で再貸出される仕組みになっている。
つまり、ユーザー自らが返還申請をしない限りは、エンドレスで勝手に複利運用をしてくれるということだ。
なお返還の申請は、いつでも可能*だ。*返還されるのは、1カ月ごとの契約が切れるタイミング
また、返還の際に手数料がかからないのがうれしい。
高レベルの技術で資産を保全
仮想通貨取引所のレンディングサービスでも同様だがPBRレンディングで貸出中の資産は、万が一ハッキングなどで盗まれてしまった場合、法的に補償されない。
ただPBRレンディングは、国内トップレベルの技術を持つ開発チームを擁し、そもそもハッキングが起きることのないように、最大限のセキュリティ対策をおこなっている。
実際にサービス開始からこれまでのところは、ハッキングなどのトラブルは一切発生してない。
仮想通貨取引所のサービスとの比較
ここで、仮想通貨取引所のレンディングサービスとPBRレンディング、それぞれのメリット・デメリットを整理・比較してみた。
国内取引所のサービス
まず、国内取引所のレンディングサービスのメリット・デメリットは以下のとおり。
メリット
- 貸出対象のバリエーションが豊富
- 買ったその場で貸出の手続きができる
- 銘柄など次第で、非常に大きな利率が設定されることも
デメリット
- レンディングの募集が常にあるわけではない
- 一般的に自動での複利運用はしてくれない
国内取引所のレンディングサービスは、
- 利用する仮想通貨取引所
- 貸し出す銘柄
- 貸出の期間
これらの条件によっては、レンディング特化のプラットフォームより高利率でリターンを得られるケースもある。
それがメリットとして非常に大きい。
特にマイナーな銘柄は利回りが高くなる傾向があり、時には年利100%という破格の利回りが提示されることもある。
また、貸し出す仮想通貨は、レンディングサービスを提供している仮想通貨取引所で直接調達できる。
そのためレンディング特化のプラットフォームを利用するときと違い、送金の手間と手数料がかからなくて済む。
一方で、レンディングの募集が常にあるとは限らない点が大きなネックとなっている。
PBRレンディング
続いて、PBRレンディングのメリット・デメリットもチェックしておこう。
メリット
- どの銘柄も貸し手の望んだタイミング・数量で貸し出せる
- 自動で複利運用してくれる
- ステーブルコインも貸出の対象 ⇒ 貸出中の価格変動による損失リスクが小さい
デメリット
- 貸し出す銘柄を仮想通貨取引所から送金する必要がある
- 貸し出せる銘柄の種類が少ない
PBRレンディングは、取り扱う銘柄は6種類と限られているものの、貸し出すタイミングや貸出数量などを貸し手側の都合で自由に決められる点が魅力となっている。
また、自動的に複利運用をしてくれて、一度貸し出してしまえば、手間がかからないのもうれしい。
ただし、仮想通貨取引所のレンディングサービスと違い、貸し出す仮想通貨を仮想通貨取引所から送る必要があり、送金の手間とコストがかかるという難点もある。
以上、国内取引所のレンディングサービスと、PBRレンディングのメリット・デメリットをそれぞれ紹介した。
御覧のとおり両者には、一長一短がある。
レンディングに興味がある方は、それぞれの違いをよく理解した上で、自分に合った方を選ぶようにしよう。
HushHubレンディングとの比較
国内にはPBRレンディングの他にもレンディングに特化したサービスがあり、特にHushHubレンディングが有名だ。
PBRレンディングとHushHubレンディングには、以下の共通点がある。
2つのサービスの共通点
- 望んだタイミング・数量で貸し出せる
- 自動更新による複利運用が可能
- ステーブルコインも貸し出しの対象
ただHushHubレンディングは、以下の点でPBRレンディングに見劣りしてしまう。
HushHubレンディングの短所
- PBRレンディングと比べて利回りが低い(年利0.5~4%*)*2023年10月時点
- 仮想通貨の返還時に手数料を取られる
特に利回りを見比べると、基本的にはHushHubレンディングよりもPBRレンディングの方が、魅力的なサービスだと言えるだろう。
PBRレンディングの評判・口コミ
ここで、実際にPBRレンディングを使っている先輩ユーザーからの口コミを紹介しておこう。
繰り返し述べているように、PBRレンディングの利回りはどの銘柄も一律で年利10%*であり、この利回りは業界トップクラスだ。*プレミアムレンディングは年利12%
そのため多くのユーザーが、PBRレンディングのサービスに満足しているようだ。
後に続きたいという方は、この機会にPBRレンディングで、仮想通貨のレンディングにトライしてみてはいかがだろうか。
PBRレンディングの始め方
それでは、PBRレンディングの始め方をここで紹介しておく。
PBRレンディングの始め方
- 電話番号認証をおこなう
- ユーザー登録をする
- 指定のアドレスに仮想通貨を送金
電話番号認証をおこなう
まずはPBRレンディングのサイトにアクセスし、利用の申し込みをしよう。
申し込みの際には電話番号を入力する必要があり、その電話番号宛てに認証コードが送信される。
そのコードを入力すれば、ユーザー登録に進むことができる。
ユーザー登録をする
ユーザー登録では、本人情報の入力と、本人確認書類の提出をおこなう。
利用できる本人確認書類は以下のとおりで、いずれかを選択してアップロードしよう。
利用可能な本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート+保険証または年金手帳
- 在留カード・特別永住者証明書
ひととおりの入力と本人確認書類の提出を済ませると、運営側で審査がおこなわれる。
また審査をクリアすれば、サービスを利用できる状態になる。
指定のアドレスに仮想通貨を送金
ユーザー登録が完了してサービスが利用できる状態になれば、あとは指定のアドレスに仮想通貨を送金するだけだ。
送金の流れは以下のとおり。
送金の流れ
- 貸し出す銘柄を指定
- 貸し出す数量を指定
- 送金に利用するネットワークを選択
- 提示されたアドレスに送金
送金が確認された時点で、自動的にレンディングが開始される。
PBRレンディング利用時の注意点
さて、実際にPBRレンディングを利用する際には、以下の点に注意してほしい。
利用時の注意点
- ハッキングなどのリスクがゼロではない
- 貸出中の価格変動リスクがある
- ネットワークの種類が決まっている
ハッキングなどのリスクがゼロではない
PBRレンディングは、最大限のセキュリティ対策を実施しており、これまでハッキングの被害を受けたこともない。
しかし、オンラインでやりとりをしている以上、ハッキングのリスクが完全にゼロとなることは決してない。
したがって貸し出す金額は、万が一の流出リスクも考慮した上で決めるべきだろう。
貸出中の価格変動リスクがある
PBRレンディングは1カ月単位で貸出契約をおこなう仕様になっており、返還申請をしたとしても1カ月の契約が満了するまで、貸し出した資産は返還されない。
例えば貸出中に価格の暴落が起きたとして、損失を最小限に抑えるために出金・売却しようとしても、即座に資産の返還を受けることは不可能だ。
サービスを利用するなら、そうした貸出中の価格変動リスクに対し、成す術がないことをあらかじめ承知しておく必要がある。
ネットワークの種類が決まっている
仮想通通貨の中には、複数の異なるブロックチェーン(ネットワーク)を基盤としているものがある。
PBRレンディングでは、貸し出しの対象銘柄ごとに、その基盤のネットワークがあらかじめ指定されているので要注意だ。
銘柄 | ネットワーク |
---|---|
ビットコイン(BTC) | ビットコイン |
イーサリアム(ETH) | イーサリアム |
リップル(XRP) | リップル |
カルダノ(ADA) | カルダノ |
テザー(USDT) | イーサリアム(ERC20) トロン(TRC20) |
USDコイン(USDC) | イーサリアム(ERC20) トロン(TRC20) |
指定のネットワーク以外を基盤とした仮想通貨を送金してしまうと、PBRレンディングはその仮想通貨を受け取ることができず、最悪の場合は送った仮想通貨が消失してしまう。
PBRレンディングに関するよくある質問
最後に、PBRレンディングに関してよくある質問を3つ紹介する。
よくある質問
- PBRレンディングにおける最短の貸出期間は決まっていますか?
- 他社のサービスと比べて利回りが高いのはなぜですか?
- 最低貸出数量は決まっていますか?
PBRレンディングにおける最短の貸出期間は決まっていますか?
前述のとおり、PBRレンディングの最短貸出期間は1カ月だ。
また、返還申請をしていない限り、1カ月経過するごとに契約は自動更新されていく。
他社のサービスと比べて利回りが高いのはなぜですか?
PBRレンディングはまだ歴史の浅いサービスであり、今はプロモーションのために、運営側の利益を抑え、ユーザーへの還元率を高めるという企業努力をおこなっている。
現状の利回りはいわば期間限定のプレミアムな数値とのことであり、将来的には、他社と変わらない水準まで引き下げられる可能性が多分にある。
したがって高い利回りを享受したいのであれば、できるだけ早くサービスの利用を開始することをすすめる。
最低貸出数量は決まっていますか?
PBRレンディングの最低貸出数量*は、以下のとおり。*通常のプランの場合
最低貸出数量
- ビットコイン:0.01 BTC
- イーサリアム:0.1 ETH
- リップル:500XRP
- カルダノ:500 ADA
- テザー:35 USDT
- USDコイン:35 USDC
もしも送金した仮想通貨が上記の数量に満たない場合、レンディングは開始されない。
PBRレンディングとは?まとめ
今回はPBRレンディングについて、その特徴や競合サービスとの違い、始め方などを紹介した。
この記事のまとめ
- PBRレンディングは、6種類*の銘柄を貸し出せるレンディングサービス
- 通常プランの利回りは、どの銘柄も一律で年利10%
- プレミアムレンディングの利回りは年利12%
- 自動的に契約が更新され、複利運用をしてくれる
- 契約の更新手数料や、預けた資産の返還手数料がかからない
*2024年7月時点
PBRレンディングは、どの銘柄も一律で年利10%*のリターンを得られるレンディングサービスだ。*通常プランの場合
先ほど紹介したように現状の高い利回りは、プロモーションのための期間限定の数値とのことで、将来的には低減されてしまう可能性がある。
そのため興味がある方は、できるだけ早くPBRレンディングの利用を始めることをおすすめする。