Brave(ブレイブ)は、不要な広告やトラッカーをブロックしてくれる、便利なWebブラウザだ。
またBraveには、有料のサブスクリプションサービスとして、VPN接続ができる「Brave Firewall+VPN(以下Brave VPNと呼ぶ)」が用意されている。
今回はそのBrave VPNについて、特徴やメリット、使い方などを紹介していく。
Brave VPNに限らずVPNサービスの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてもらいたい。
この記事からわかること
- Brave VPNの基本情報
- Brave VPNの特徴・利用のメリット
- Brave VPNが適している人・不要な人
- Brave VPNの始め方
Braveは、使い方次第で仮想通貨の「ベーシックアテンショントークン(BAT)」を獲得することができる。
BATの稼ぎ方については、別途以下の記事で解説しているので、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。
また仮想通貨BATの受け取りには、Braveと提携している仮想通貨取引所「bitFlyer」の取引口座が必須だ。
そのためBraveを利用するなら、bitFlyerの口座も用意しておこう。
bitFlyerの特長
- すべての取扱銘柄を1円から買える
- 流動性が高く、安定した取引が可能
- 他社にないユニークなサービスが揃っている
- Webブラウザ「Brave」と連携
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目次
Brave VPNとは?
まず「VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」とは、特定の人のみが利用できる仮想の専用ネットワークのことだ。
VPN接続をおこなうと、仮想の専用回線(VPN)をつくることによって第三者から通信内容を覗かれなくなり、フリーWi-Fiなどを安全に利用することができる。
WebブラウザのBraveは、有料のサブスクリプションサービスとして、このVPNのサービス「Brave Firewall+VPN」をユーザーに提供している。
Brave VPNの特徴・メリット
さてBrave VPNは、次のような特徴を有している。
主な特徴・利用のメリット
- 1つのサブスク契約で最大5台のデバイスをカバー
- Brave以外のアプリも保護できる
- ネットサービスプロバイダーに対しても情報を秘匿する
- 通信速度が速い
- 無料トライアルで使用感を試せる
1つのサブスク契約で最大5台のデバイスをカバー
Braveは、PCだけでなくスマホやタブレットでも利用できるWebブラウザだ。
またBrave VPNは、1つのサブスク契約で、PCやスマホなど最大で5つのデバイスをカバーしてくれる。
ちなみに、Brave VPNの利用料金は以下のとおりだ。
Brave VPNの利用料金
- PCから申し込む場合:9.99ドル/月
- スマホから申し込む場合:1,080円/月、もしくは10,800円/年から選択が可能
Brave以外のアプリも保護できる
Brave VPNでは、インターネットへのすべての接続を専用回線で暗号化し、保護してくれる。
つまりBrave VPN1つあれば、Braveだけでなくデバイス内にある他のあらゆるアプリも、安全なネット環境で利用できるということだ。
ネットサービスプロバイダーに対しても情報を秘匿する
大抵のインターネットサービスプロバイダー(ISP)は、例えばプライベートウインドウを使用した場合であっても、ユーザーの情報を追跡・閲覧することができるようになっている。
ところがBrave VPNを利用すると、ユーザーはインターネットサービスプロバイダーに対してもトラフィック情報を隠せるようになり、より安全にブラウジングを楽しむことができる。
プライベートウインドウとは?
プライベートウインドウとは、ウェブサイトの閲覧後に履歴やcookieなどの記録を自動で削除し、プライバシーに関わる情報を保護してくれる機能のこと。
通信速度が速い
快適なインターネットの通信速度の大まかな目安は、20Mbpsだと言われている。
一方でBrave VPNは、PCなら最大500Mbps、スマホなら最大100Mbpsの通信速度をサポートしており、どちらもストレスなく利用することができる。
無料トライアルで使用感を試せる
Brave VPNは、7日間の無料トライアルが用意されており、その間に使用感を試すことができる。
参考までに、無料トライアルでチェックすべき主なポイントは以下のとおり。
主なチェックポイント
- 手持ちのデバイスでの使用の可否
- 使い勝手
- 通信速度
- 不具合の有無
Brave VPNは必要?
先ほど紹介したようにBrave VPNは、複数のデバイスをカバーしてくれる便利なサブスクサービスだ。
しかし、次のようなケースに当てはまる方は、特段Brave VPNを利用する必要はないだろう。
Brave VPNが不要なケース
- モバイル回線(4G・5G)しか使わない(フリーWiFiを利用する機会がない)
- すでに他のVPNサービスを利用している
モバイル回線(4G・5G他)による通信は暗号化処理がなされており、一定のセキュリティ性能が担保されている。
そのためVPNは、主にフリーWi-Fiを使う際に必要となってくる。
しかし日ごろフリーWi-Fiにつなぐ機会がなければ、わざわざお金を払ってBrave VPNを用意しても、持て余してしまうだろう。
また、すでに他のVPNサービスを利用しているなら、重複するのでBrave VPNを使う必要はない。
逆に考えると、上記の2つのケースに当てはまらない方は、Brave VPNの利用を検討する意義が十分にあると言えるだろう。
Brave VPNの始め方【登録・契約方法】
それではここで、Brave VPNの始め方(登録・契約の仕方)を紹介していく。
なお今回は、PC版のBraveを例として取り上げる。
Brave VPNの始め方
- Braveをインストール
- Brave VPNのアイコンをクリック
- メールアドレスを登録する(Braveアカウントの作成)
- 支払い情報を登録する
- Brave VPNを有効化する
Braveをインストール
まだBraveを使っていないなら、先に自身のPCにBraveをインストールしておこう。
Braveのインストールおよび初期設定の方法は、別途以下の記事で解説しているので、参考にしてもらいたい。
Brave VPNのアイコンをクリックする
Braveを起動したら、上部メニューバーの右端にあるVPNのアイコンをクリックしよう。
すると、Brave VPNへの案内画面が表示されるので、「無料トライアルを開始」をクリックしよう。
メールアドレスを登録する(Braveアカウントの作成)
無料トライアルのボタンをクリックすると、Braveアカウントのページに遷移する。
そこで任意のメールアドレスを登録しよう。
メールアドレスを登録すると、そのアドレス宛に確認用のメールが送信される。
メールを開いて「Confirm your email(Eメールの確認)」をクリックすれば、Braveアカウントが作成され、brave VPNの契約手続きに進むことができる。
支払い情報を登録する
先ほどのメールの「Confirm your email」というボタンをクリックすると、次のようなBraveアカウントのページに移動する。
そこで、Brave VPNの「完全な支払い」と書かれたボタンをクリックしよう。
遷移先の画面で、支払い用のクレジットカード情報を登録すると、サブスクサービスであるBrave VPNの利用を始めることができる。
なお、先ほども述べたようにBrave VPNには、7日間の無料トライアルが用意されている。
Brave VPNが自分に合わないと感じたら、トライアル期間中に利用をキャンセルすることも可能だ。
Brave VPNを有効化する
Brave VPNの契約が完了したら、再びBraveのメニューバーにあるBrave VPNのアイコンをクリックしよう。
利用する国に日本(アメリカなどの海外で利用する場合は、その国を指定)を設定し、Brave VPNを有効化すると、フリーWi-Fiなどをより安全に利用することができる。
Brave VPNに関するよくある質問
最後に、Brave VPNに関してよくある質問を3つ紹介しておく。
よくある質問
- Braveはどこの国で開発されたブラウザですか?
- BraveVPNの利用料を仮想通貨BATで支払うことはできますか?
- VPNのサブスクサービスに新しいデバイスを追加するにはどうすればよいですか?
Braveはどこの国で開発されたブラウザですか?
Braveは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに本拠地を置くIT企業「Brave Software社」が開発・運営しているWebブラウザだ。
昨今はTikTokをはじめとして中華アプリの安全上のリスクが叫ばれているが、Braveはアメリカ発のブラウザであり、カントリーリスクを心配する必要はない。
また、Braveの安全性については以下の記事で詳しく解説しているので、興味があればそちらもチェックしてみてほしい。
BraveVPNの利用料を仮想通貨BATで支払うことはできますか?
残念ながら本記事執筆時点(2024年3月)では、Brave VPNの支払いを仮想通貨BAT(ベーシックアテンショントークン)でおこなうことはできない。
なお、Brave公式の情報によると、将来的にはBATでサブスクサービスの支払いができるように取り組んでいるとのことだ。
VPNのサブスクサービスに新しいデバイスを追加するにはどうすればよいですか?
複数のデバイスの間でBrave VPNを共有するには、すべてのBraveのサブスクサービスのハブとして機能する「Braveアカウント」を作成する必要がある。
先ほど紹介したように、PCからBrave VPNの契約をする場合は、その過程でBraveアカウントが作成される。
Brave VPNとは?まとめ
今回は、WebブラウザBraveのVPNサービス「Brave VPN(Brave Firewall+VPN)」について、特徴や利用のメリット、使い方などを紹介した。
この記事のまとめ
- Braveはサブスクサービスとして、VPNのサービスを展開している
- Brave VPNを利用すると、Brave以外のアプリなどでもVPN接続が可能になる
- 1つのサブスク契約で、5台までデバイスをカバーできる
- 7日間の無料トライアルで使用感を試すことができる
Braveのサブスクサービス「Brave VPN」を利用すると、街中のフリーWi-Fiなどをより安全に利用できるようになる。
興味がある方は、まず無料トライアルで使用感を確かめてみてはいかがだろうか。
余談になるがBraveは、「Brave Rewards」を利用しbitFlyerの口座と連携させておくと、「Braveプライベート広告」の閲覧によって日々少しずつ仮想通貨BATがもらえる。
興味がある方は、bitFlyerの口座を用意してから、Brave Rewardsもぜひ使ってみてほしい。
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